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お口の健康=全身の健康!知って得する「歯周病」の話②

オーラルケア


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歯周病と全身疾患




前回お伝えしたように、体内に侵入した歯周病菌は毛細血管に入り、全身をめぐります。




そして血管の内膜に入り込むと、免疫細胞が集まってきて菌を攻撃します。




その結果、免疫細胞の死骸やコレステロールなどの脂肪分が血管の壁の中に溜まり、「こぶ」ができることで血流が悪くなります(=動脈硬化)。




それが心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす一因となるのです。




また、歯周病と糖尿病にも密接な関係があることが、科学的な裏付けによって証明されています。




歯周病菌が血糖値を下げるホルモンを阻害することによって糖尿病を進行させます。




一方、糖尿病によって免疫力が低下することで歯周病になりやすくなったり、歯周組織の破壊が進んで歯周病を悪化させたりします。




つまり、歯周病も糖尿病もお互いに悪化させあうのです。




さらに、つい先日、九州大学が歯周病の歯茎でアルツハイマー病の原因物資が産生されるとの研究成果を発表しました。




アルツハイマー病は脳の神経細胞が壊れることで、記憶や思考に支障をきたす病気です。




「アミロイドβ」という物質が脳に異常にたまることが原因だと言われています。




これまでの研究で、マウス実験の結果、歯周病だとアルツハイマー病が悪化しやすい・認知機能が低下しやすいということがわかっていました。




歯周病菌やその毒素、免疫細胞が出す炎症物質が脳内の「アミロイドβ」を増加させるためだと考えられていました。




今回の九州大学の発表で、歯周病だとアルツハイマー病の原因物質そのものが作られてしまうことがわかったのです。




他にも歯周病は、脳梗塞、骨粗しょう症、関節炎、誤嚥性肺炎、リュウマチ、高血圧、皮膚炎、敗血症など、非常に多くの病気との関わりがあることがわかっています。




妊婦さんの早産や低体重児出産にも歯周病が関係していると見る研究者が多くいます。




また、歯周病によって慢性的な炎症が常に体に負担をかけている状態になり、それが老化を促進するという論文まで出ているそうです。




参照:月刊科学雑誌Newton 2019年9月号




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