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新型コロナウイルス デマ情報拡散に思うこと


新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、誤報やデマ情報がSNS上で拡散しているそうです。




新型コロナウイルス『お湯を飲んで予防』のデマ拡散。専門家は「常識的に考えてありえない」




チェーンメールも…新型コロナのデマ拡散「お湯で予防」病院も困惑




私もFacebookで知人がそのような情報をシェアしているのを見ました。




・博士号を持った知人が中国のシンセンの病院で働いていて、肺炎の研究で武漢の病院に行っている。その人から電話があり、大切な人に伝えてくださいと言われた。




・風邪をひいて鼻水と痰が出る時は新型コロナウイルスではない。新型ウイルスは鼻水はなく乾いた咳が出る。




・新型コロナウイルスは熱に弱く、26度から27度で死滅する。




主にこのような内容でした。




「ん?」と思う内容でしたので、シェアはしませんでした。




症状の出方は人それぞれでしょうし、温度に関しても室温なのか体温なのかわからない上に、どちらにせよそれが本当ならばここまで大流行していないだろうと思ったからです。




シェアした知人は「少しでも不安が和らぐように」との思いがあったとのことで、きっと多くの人が彼女と同じように良かれと思ってシェア・拡散していたんだと思います。




今回の件で、発信者不明の不確実な情報を安易に拡散することの恐ろしさを実感しましたし、やはり人々の「不安」につけ込んでよからぬことを考える人が出てくることも改めてわかりました。




どんな情報でも、たとえ善意であっても、「どこの誰が発信した内容なのか」「信頼できる情報なのか」を見極めること、そして「万が一その情報が誤りだった時、自分の言葉でしっかりと訂正する」という覚悟・責任とともにシェア・拡散すべきだと思います。




スマホでタップするだけで誰でも情報発信できるのはとても便利ですが、だからこそ「誤情報を拡散しない」ことを一人ひとりが意識することが大切だと思います。




新型コロナウイルスの場合は、健康、そして命に関わることなので、根拠のない情報があれこれ出回ると、特に赤ちゃんや小さい子供がいるママたち、これからママになる妊婦さんたちの混乱・不安・ストレスが増すだけです。




私も「子供の感染者が出た」というニュースを見ただけでも少しドキッとしました。




もう最近はテレビのニュースを見ないようにしています。(夫が見たがるので、その時だけにしています。)




感染者数がどんどん増えている、死者は◯人だ、検査が受けられない人がいるなど、見ていると不安になるだけなので・・・




すでに、いつどこで誰が感染してもおかしくない状況なので、自宅での予防ケア、子供の様子をしっかり見る、少しでも体調に異変を感じたら外出しないなど、風邪やインフルエンザと同様の基本的な対応に尽きるかな、と思います。




さらに、デマだけでなく誹謗中傷も拡大しているそうで、とても悲しいです。




新型肺炎 中傷も拡大 ネットで患者特定の動き 専門家「検査敬遠につながる」




もし自分や家族、大切な人が同じようなことをされたら・・・とほんの少しでも想像できないのだろうかと思ってしまいます。




苦しい時だからこそ、危機的状況だからこそ、足を引っ張り合うのではなく、支え合って乗り越えていける世の中、日本であってほしいと心から思います。

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