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シクロデキストリン その驚くべき機能とは?

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DDS機能で話題のシクロデキストリンは、別名「環状オリゴ糖」といいます。

 

現在、生産されているのは、糖が6個つながったα(アルファ)-シクロデキストリン、糖が7個つながったβ(ベータ)-シクロデキストリン、糖が8個つながったγ(ガンマ)-シクロデキストリンの3種類です。

 株式会社シクロケムより引用

図のような環状構造をしており、その分子中に非常に小さな空洞を有していることが特徴です。

 

その分子サイズは約1ナノメートルであり、世界で一番小さな分子カプセルとも言われています。

 

バケツのような少し片方の端が狭くなった円筒形をしていて、穴の大きさが3種類で異なっています。

 

その内部は疎水性、外部は親水性という性質を持っており、その内側の空洞に他の分子を取り込む「包接」という特徴があります。

 

この「包接」とは、内側の空洞に他の成分を取り込むことにより、取り込んだ成分を光や熱などから保護し、水に溶けやすくして体内での吸収を高めるとともに、成分がとどまる持続時間を長くする働きがあると言われています。

  株式会社シクロケムより引用

ものを取り込み、とどまらせ、放出する。

 

一見すると、単純に思われるシクロデキストリンの性質。

 

これが実は、すごい機能なのです。

 

このバケツの空洞に何を取り込むのか、世界中の研究者がその利用法を模索しています。


その一つにサプリメントが挙げられます。

 

研究者を熱くさせているサプリメントとシクロデキストリンの相乗効果。

 

特に、α-シクロデキストリンは、水溶性の新食物繊維として注目を集めています。

 

体内に入ったα-シクロデキストリンは、なんと、腸内で脂肪をバケツの中に取り込み、そのまま排泄してくれるのです。

 

これはメタボリックシンドロームの改善や、ダイエットにつながります。

 

それだけではありません。

 

α-シクロデキストリンは、飽和脂肪酸だけを吸着して体の外に出し、不飽和脂肪酸は体の中に取り入れてくれるのです。

 

体に良くない悪玉コレステロールを増やす飽和脂肪酸は、バケツがはまることでそのまま排泄されます。

 

ところが、善玉コレステロールを増やす不飽和脂肪酸は、バケツにははまらず体内に吸収されるのです。

 

食生活の欧米化に伴い、肉食が多くなった日本人にとってα-シクロデキストリンは、まるで自分で意志をもつかのように私たちの体を浄化してくれます。

 

シクロデキストリンはサプリメントの強力な補助となり、時には主役として無限の可能性を秘めた存在なのです。

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