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昨夜、TBSにて「未来はココまで来た!」という番組が放送されました。
空飛ぶ乗り物、世界最先端のロボット、アバターロボット(分身ロボット)、手で持たなくていい傘、全自動調理器、視覚障害をもつ方のためのアプリ、色覚異常の方のためのメガネ、聴覚障害者のための人工知能を使った自動手話翻訳機など、見ていてとてもワクワクしました。
その中でも、私が「これはすごい!」と思ったものを簡単にご紹介したいと思います。
刺しても痛くない注射針
約5年もの歳月をかけ、痛みを感じない注射針(Seleia)がシンクランド株式会社によって開発されました。
0.1mmと、とても細いため強度が弱いというデメリットがありましたが、手術用の糸にも使われている水溶性プラスチックの注射針を作ることで、万が一折れてしまっても体内で自然に溶けるそうです。
実物が紹介されていましたが、1つの注射器の先端にとても短い針が25本、密集して付いていました。
針というよりも、トゲのような感じです。
また、世界初の「針がない注射器(AIJEX50)」もあるそうです。
直径0.04mmで、バネの力で薬液が勢いよく飛び出し、皮膚を貫通します。
その速さは秒速150m、時速にすると540km!
針がなくても薬液が体内に入り、痛みも感じないということです。
これら2種類の注射器は、3年以内の実用化を目指しているそうです。
「貼る」メイク
パナソニックが開発した「メイクアップシート」は、独自の肌分析技術・印刷技術を用いて、水で貼れるメイクシートです。
お顔の一部分に貼るものが紹介されていて、本当に貼るだけでファンデーションを塗ったような感じでした。
将来的にはお顔全体が1枚のシートでサッと貼ることができるように、商品化を目指しているそうです。
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アメリカ発 いびきが止まる最新ベッド
マットレスの下にセンサーがあり、いびきの振動を検知するとマットレスが自動で12度傾きます。
この「12度」がいびきを改善するベストな角度で、長年の研究でわかったそうです。
マットレス自体を傾けることで呼吸時に空気の通り道が確保され、いびきが止まります。
現在、アメリカでベッドとマットレス(クイーンサイズ)が約40万円で販売されており、これと同じような「いびき防止ベッド」が近い将来、日本でも発売予定とのことです。
薄毛を解決!髪の毛が生える再生医療
理化学研究所では、再生医療の技術を用いて「ふさふさの髪を復活させる」ための臨床研究をスタートさせるそうです。
従来の植毛とは違い、少しの頭皮から髪の毛を大量に増やす技術が使われます。
髪の毛の根元には、毛包と呼ばれる髪の毛を作る工場があります。
そこには髪の毛を作る細胞が2種類あり、まずそれらを別々に取り出し、専用の培養液につけて増やします。
増やした2種類の細胞をくっつけて、大量の「髪の毛の元」を作るそうです。
マウス実験でそれを28個植えたところ、黒々とした毛が大量に生えてきました。(実際の映像を見ましたが、すごかったです!)
1本の髪の毛を約50〜100倍に増やすことができるとのことで、これから人での臨床研究が行われ、最終的には「臓器の再生」を目指すそうです。
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どの技術もモノも本当に素晴らしく、またその根底には開発した方々の「人々の生活をより良いものにしたい」「困っている人や苦しんでいる人・子供たちを救いたい」という想いがあることがわかり、だからこそどれだけ時間がかかっても夢のようなモノが実現できるんだな、と感じました。
日本の研究者、日本の技術、本当にスゴイです!
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