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幹細胞コスメって、誰かの細胞が入っているの!?

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「ヒト幹細胞培養液コスメ」が雑誌やテレビで紹介されているのを目にする機会が増えてきました。

ジャガー横田さんの幹細胞脂肪注入がすごかった!

芸能人の方をはじめ、モデルさんや美容家さんの中にも愛用されている方がたくさんいらっしゃいます。

 

私も国産のヒト幹細胞培養液入りコスメを使っています。

 

ただ、使う前は少し抵抗があって、「幹細胞コスメ」「ヒト幹細胞美容液」という言葉を聞くと、真っ先に「えっ、それって大丈夫なの?」「副作用とかないの?」「危険」「なんか怖い・・・」などと思っていました。

 

「幹細胞」「ヒト幹細胞」というワードから、どうしても人間の細胞が入っているようなイメージが湧いてきてしまい、嫌な感じしかしなかったのです。

 

幹細胞コスメとはどのようなものなのか、どのように作られているのか、何を基準に選んだらよいかなどを自分なりに学んだことで、そのイメージは変わりました。

 

結論から言うと、幹細胞コスメに人間の細胞は一切入っていません。

 

ですので、遺伝的にも倫理的にも全く問題ありません。


幹細胞そのものではなく、幹細胞を培養した時にできる上澄み液=培養液・培養上清が使われています。

まず簡単に培養上清のつくり方を説明しましょう。

はじめに幹細胞をウシの血清を使って増殖させます。

ちなみに血清とは、血液中の血しょう(赤血球や白血球などの血球以外の液体成分)から、凝固作用のあるフィブリノーゲンという物質を除いたものをいいます。

ある程度細胞が増えた段階で、幹細胞になんらかの刺激を与えます。

例えば、温度を変える、酸素濃度を変える、振動を与えるなどの刺激です。

そうすると、幹細胞は自らの恒常性を維持したり、自己保全をするために大量の生理活性物質を放出します。

幹細胞から放出された生理活性物質は、培養液の中にたまっています。

これが培養上清です。

ウシの血清部分は事前に取り除いておきますから、回収された培養上清は純粋に幹細胞がつくり出した生理活性物質だけとなります。

上田実(2019)『驚異の再生医療〜培養上清とは何か〜』扶桑社 p.162より引用

このように、「ヒト幹細胞」と「ヒト幹細胞培養上清」は全く別のものです。

 

しかし、医療現場で行われている幹細胞移植や、iPS細胞・ES細胞による再生治療では、がん化や副作用のリスクがあると言われていることから、幹細胞コスメにもそのような危険があるのではないかと思ってしまう人が多くいると考えられます。

 

化粧品に配合されている培養上清は、私たちの体にある細胞が生み出した生理活性物質ですので、それ自体には副作用はありません。

 

幹細胞コスメを使ってお肌に何らかのトラブルが出た場合、それが「幹細胞コスメだから」ではなく、他に原因(その他の配合成分・お化粧品の使い方・元々のお肌の状態など)があるのかもしれません。

 

ただ、非常にデリケートな成分であることには変わりはないので、培養上清の抽出・製造工程・品質管理や、感染症リスクに関する安全性確認、細胞培養加工施設の管理などについて、国の法律によって厳しく定められています。

 

幹細胞コスメを使う際には、それらについての情報をきちんと得て、納得してから購入されることをおすすめします。

 

特に、外国製の幹細胞コスメについては注意が必要です。

 

国内産の幹細胞コスメは、厚生労働省が認可し、消費者が安心して利用できるよう様々な法律に基づいて作られていますが、外国産の幹細胞コスメの中には「偽物」「コピー培養上清」もあるそうです。

 

そんなウラ話も含めてヒト幹細胞培養上清液について詳しく知りたい方は、上記引用でご紹介した上田実先生(幹細胞培養液の第一人者)の著書がオススメです。

とてもわかりやすく書かれていて、医学的な知識がなくても読みやすかったです。



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