当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

疲労回復実践法②

インナーケア


前回の記事はコチラ↓








日々の生活で生じる疲労を予防・回復するには、細胞疲れの原因となる活性酸素をやっつけることや、自律神経をいたわり負担を減らすことなどを意識すると、細胞がサビにくくなり、疲れだけでなく老化を防ぐことも期待できます。




しかし、現代人、特に日本人は「過労状態」と言われ、ストレスを感じやすい環境にあります。




満員電車での通勤、大勢の人がいるオフィス環境、長時間労働・・・




人口密度が高いと交感神経が緊張状態になり、自律神経を疲れさせてしまいます。




ネズミを一つのケージの中に3〜4匹入れただけで、あっという間に胃潰瘍になってしまうそうです。




そのような環境の中で長時間働き続けることは、ヒト以外の動物ではありえないことです。




ですので、仕事をしている中で自律神経を休ませるタイミングが必要です。




ランチタイムや休憩時間にはリラックスできる一人の時間をつくり、自律神経をオフにすることを心がけるだけでも違います。




自律神経の緊張を解きほぐすことで仕事の効率も上がります。




さらに、日常生活での「休み」「休日の過ごし方」も重要で、休むときには「何もしない」時間を確保してしっかり休むことが理想的です。




外出する場合は自然環境の豊かな「ゆらぎ」のある場所に出かけるのがオススメです。




「ゆらぎ」とは、そよ風・木漏れ日・滝の音や水しぶき・川のせせらぎなどのことで、これらは動物にとっても人にとっても心が安らぐ環境であり、自律神経を癒してくれることがわかっています。




また、森の緑の香り、木の葉の香り、芝生を刈った時のような香りには、人間の自律神経に働きかけて本来の細胞の機能を高めることもわかっています。




これは2002年に猿を使った実験で明らかとなりました。




猿がある課題に取り組む時、緑の香りを嗅ぎながら課題をこなしたところ、作業効率の低下が軽くなったのです。




人でも試したところ、緑の香りがあると作業効率が落ちにくいことがわかりました。




そのような香りを眠る前に嗅ぐと、睡眠をコントロールする働きのある自律神経細胞が活性化し、睡眠の質がアップするそうです。




私も毎日アロマの香りを嗅いでいます。




夜、寝る前には好きな香りの精油の中から、心を落ち着かせてリラックスする効果のあるラベンダー、フランキンセンス、サイプレス、ベルガモットなどを選んでいます。




私たちが「アロマの香りを嗅ぐ」時、鼻から入った精油の芳香成分が脳に直接働きかけて、体の機能や精神に影響を与えることができます。




他の視覚・聴覚・味覚・触覚とは異なり、嗅覚はダイレクトに脳とつながっているのです。




これは、嗅覚が人間が生きていくために原始的に備わった本能であり、長い歴史の中で、匂いで瞬時に生死の判断をする必要があったためだと考えられています。




実際に、嗅覚と生命力に関わりがあることを示すデータが存在します。




シカゴ大学で老年期の方3000人を対象に実施された研究で、香りの違いを感じない人は、感じる人より5年以内に死亡する確率が約4倍高く、香りの違いを感じなかった人のうち39%が5年以内に亡くなったそうです。




これは、生命力が弱くなると、本能的に備わっている匂いを嗅ぎ分ける力も弱くなり、その結果香りを感じられなくなるからだと考えられています。




日常的に香りをかぐことで嗅覚の訓練になるそうです。




暗い部屋で深呼吸をしながら好きな香りを嗅ぐとリラックスできるのでオススメですし、一つの精油でも様々な働きがあるので健康維持の強力なサポートアイテムになると思います。




参照:日本予防医薬

タイトルとURLをコピーしました