疲労回復実践法①

インナーケア

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いつまでも健康で若々しく過ごすには、普段の生活の中でいかにして疲労を防ぐか、疲労を回復するかが大切になります。

 

よく「疲れた時にスタミナのつくものを食べる」「栄養ドリンクを飲む」という方がいますが、これらは疲労回復の効果はないそうです。

 

確かにスタミナ食は、江戸時代や戦時中など摂取カロリーが少ない時代は、カロリーを補うことで元気になるなどの効果があったかもしれません。

 

しかし、現代社会は食べ物が豊富にあってむしろ食べ過ぎの状態のため、摂取カロリーが疲労の原因とは言えないのです。

 

栄養ドリンクに関しても、臨床試験などこれまで人に対しての有効性が示されたことがなく、栄養ドリンクに含まれるカフェインやタウリンに疲労回復の効果はありません。

 

カフェインは一時的に眠気を覚ましますが、カフェインが切れると疲労が増長してしまうことがわかっています。

 

タウリンは、マウス実験で継続して与えると、自発的行動量が減少することがわかり、疲労回復や元気になるなどの効果は見られませんでした。

 

栄養ドリンクを飲んで元気になったように感じるのは、カフェインで眠気が覚めるのと、アルコールが若干入っていることで気分が高揚することによるものと考えられます。

 

疲労を取っているわけではなく、疲労感をカモフラージュしているのです。

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そもそも、疲労の原因は活性酸素にあり、活性酸素が細胞の中で暴れて、細胞が錆びてしまうことで疲れが起こります。

 

ですので、活性酸素をやっつけて細胞を錆びさせないことが重要になります。

 

そのために、抗酸化物質が含まれた食材やサプリを摂取することが効果的です。

 

鶏の胸肉、マグロ、カツオなどには抗疲労効果のある成分が多く含まれているので、定期的に摂取すると良いと言われています。

 

最近では悪玉活性酸素に対する水素の抗酸化作用が注目されており、水素の摂取も有効な方法の一つとして期待できます。

 

また、睡眠には「疲れをとる」という大きな目的があります。

 

ですので、翌朝疲れが取れたかどうか、寝起きの感じがとても大切で、疲れが取れていないと感じたり、起きてから約4時間後(最も覚醒しているはずの時間帯)に眠気やだるさがあったりする場合、睡眠不足や睡眠の質が悪い(=睡眠負債)と考えられます。

 

質の良い睡眠をとるために、食事後から就寝まで3時間以上あける、熱いお風呂に長時間入らない(自律神経が疲れてしまう)、就寝前のスマホなど強い光を浴びない、などを意識すると良いそうです。

 

睡眠中の「いびき」は要注意で、いびきをかいていると脳に届く酸素量が減るため、自律神経が血圧を上げたり心拍数を上げたりして、「眠っているのに運動している」ような状況が生じてしまいます。

 

自律神経を休めるはずの睡眠時にいびきをかくと、自律神経が休まらず、朝になっても疲れが取れません。

 

あまりにもいびきがひどい場合は病院に行くことはもちろんですが、症状が軽い人は横向きに寝ることも一つの方法で、約8割の人がいびきが減少したというデータがあるそうです。

 

参照:日本予防医薬

疲労回復実践法②
日々の生活で生じる疲労を予防・回復するには、細胞疲れの原因となる活性酸素をやっつけることや、自律神経をいたわり負担を減らすことなどを意識すると、細胞がサビにくくなり、疲れだけでなく老化を防ぐことも期待できます。

 

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