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「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」が終わってしまいました。
見事にロスです・・・
2021年夏、一番ハマったドラマでした。
医療ドラマが大好きで今まで色々な作品を見てきましたが、ダントツと言っていいくらい面白かった!
そもそも医療ドラマにハマったのが小学校高学年とか中学生のとき。
NHKでやっていたアメリカのドラマ「ER」を母親が見ていたのがきっかけでした。
ERの緊迫感とスピード感、登場人物の個性や心の動き、人間関係にもしっかり焦点が当てられている点がTOKYO MERにも通じるところがあって、毎回ハラハラドキドキ。
海外の医療ドラマを初めて見て衝撃を受けたあの頃の感覚が蘇る感じがしました。
喜多見チーフといえば「MER了解。出動します!」「医師の喜多見です!(喜多見といいます!)」のセリフ。
これが大好きで、MERメンバーに的確に指示を出していく姿もかっこよかった〜
音羽先生が「官僚」と「医師」の間で葛藤するところ、涼香との微妙な距離感(そして胸キュン)も良くて。
他のMERメンバーや赤塚知事、駒場さん、千住隊長、高輪先生、白金大臣、月島さん、椿など、脇を固める役者さんも素晴らしかった。
物語に引き込まれて、登場人物に共感したり腹が立ったりして、最後は泣かされて、とにかく感情が大忙し。
エンディングで流れる主題歌、GReeeeNが歌う「アカリ」がまたいい!
いつもあっという間の1時間でした。
毎回いろんな事件や事故が発生して映画のようなスケール感で、あれほどのシーンを撮影するための準備・ロケはかなり大変だったのでは?と思います。
最終回前に涼香ちゃんが死んでしまったときは、まさかの展開にショックすぎてしばし呆然。
「ER」でも主要キャストが亡くなることが度々あり、ある程度免疫はできていましたが・・・
やはりショック。
賛否両論あったようで、それでもあれはあれで良かったのかな〜と私は思いました。
「人ひとりの、命の重さ」を考えさせられました。
毎日どこかで亡くなる人がいて、ニュースで「死者」「死亡者」として伝えられています。
コロナが出てからは亡くなる人を「数」として捉えるのが当たり前になっていました。
しかし、「死者」とひとくくりにされている人たち一人一人に名前があり、それぞれ家族や友達、愛する人、大切な人、ペットがいて、ご飯を食べて仕事に行き、家に帰ってきてホッとする、週末には趣味を楽しむなど、当たり前だけれどもその人の「生活」「人生」があったわけで。
それが突然終わってしまうこと、ある日突然、大切な人の命が消えてしまうことの辛さ。胸の傷み。
喜多見チーフの姿を見て、自分も家族も今こうして生きていられることに改めて感謝の気持ちが湧きました。
最終回は白金大臣がカッコよかった!
月島さんも!
「妹を殺したテロリストを助ける」という展開は予想していました(医療ドラマあるある)。
わかっていても胸が痛かったし、「こんなことに、意味があるんでしょうか?」と言う音羽先生、喜多見チーフの「わかりません。でも、命を救えて良かったと今は思ってます。」という答え、涙を流すMERメンバー。
音羽先生が両手を握りしめて流す涙に、涼香ちゃんへの想いが溢れているような気がしました。
あのシーンは号泣。
ストーリーもさることながら、何より役者さんの力量がスゴイ!
言葉の発し方、表情(目力)、動きで物語を紡いでいく表現力よ!
素人ながら「みんなお芝居うまいな〜」と思いましたし、どの登場人物も「この役者さんが演じる以外考えられない」と思える適役でした。
これはぜひ続編を作っていただきたいです(スピンオフでもいい)!
それこそERみたいにシリーズ化されないかな〜
TOKYO MER、いつかまた見れたら嬉しいです。
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