病気にかかりやすい人とそうでない人がいるのは、免疫力の差だと言われています。
免疫力とは、体内のマクロファージという掃除役の細胞が、病気の原因となる菌や体にできる異物を食べて排除する力のことです。
このマクロファージが血液や筋肉、皮膚など身体中のいたるところに存在して健康を守っていますが、不規則な生活やストレスなどでマクロファージの働きが弱まり、異物を排除できない人が急増しています。
これが、病気になる人とならない人の差になっているのです。
健康のカギを握るこのマクロファージをパワーアップさせ、病気にならない体を作る。
そんな夢のような物質が近年明らかになってきました。
それがリポポリサッカライド(LPS)です。
その効果から「免疫ビタミン」と呼ばれています。
マクロ元気より引用
LPSは、土や野菜の中にいる微生物の成分の一つで、「グラム陰性菌」という菌にだけ付着している成分です。
人間の体には存在しません。
その「グラム陰性菌」の外膜部分に「パントエア菌」というものが存在し、その「パントエア菌」を発酵・培養させたものがLPSなのです。
LPSの元となるパントエア菌は、土や草木などに存在し、自然環境の中で私たちと共存してきた菌です。
しかし、現代では土や草木がどんどん少なくなり、パントエア菌に触れる機会が少なくなりました。
LPSは、レンコン、めかぶ、玄米、岩のり、ヒラタケなどに多く含まれていて、さらにヨーグルトと一緒に摂取すると、乳酸菌との相乗効果でより働きが高まります。
LPSを積極的に摂取することで、粘膜を通じて体の中の免疫細胞を活性化し、風邪やインフルエンザの予防、花粉症の抑制、肌荒れの改善、さらにガンになりにくい体を作ることができると言われています。
また、LPSがアルツハイマー病の予防にも効果があることがわかっています。
脳の免疫細胞は睡眠中に活性化し、起床時と睡眠時では活動量に約10倍もの差があります。
毎日十分な睡眠をとることも、脳を守るためには欠かせないことなのです。
LPSはメディアでも数多く取り上げられている注目の成分で、LPS配合のサプリメントや化粧品がたくさん販売されています。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
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参照:世界一受けたい授業(2016.2.20放送)
【2020.2.22 追記】
小学館Domani(ドマーニ)公式ウェブサイトにLPSについての記事が掲載されています。→新型コロナウイルスに有効と言われる「LPS」って?医師が実践する免疫力アップ食生活